○
神林 委員長 ご
異議なしと認めます。よって、当
委員会の
理事には
飯田委員及び、ただいま指名いたしました
都野委員に決定いたしました。
以上をもって
理事の
互選を終了いたします。
それでは、
調査事件を一括して議題といたします。
理事者の
報告を求めます。
◎
横山 環境保全課長 前回の
委員会で
航空騒音の
測定局の
機器管理費の
経費はどのぐらいだというご
質問がありましたので、答弁させていただきます。
平成15年度決算における
経費でございますが、
機器類の検定、修繕、リース、それから
保守点検、
設置場所の
賃貸料などを合わせまして983万9,641円でございます。3局でございますので、1局
当たり327万9,880円となります。なお、
測定機器、これは1基
当たり340万円程度でございますが、これは都から
平成12年度の
自治法改正に伴って贈与されたものでございますので、この
経費の中には入ってございません。
◎
佐々木 まちづくり課長 2点ほど
報告をさせていただきます。
まず、
最初に、
資料番号11号に基づきまして、本年9月の
左旋回の
飛行実績に伴う
騒音の
状況でございます。
羽田文化センター、
東糀谷小学校の2カ所で測定をしております。これは国が測定しているものでございます。いずれの箇所におきましても、80を超える
騒音状況はございません。一番高いのが
羽田文化センターですと、裏面をちょっとごらんいただきたいと思いますが、裏面の9月29日、7時11分発ですが、これが
羽田文化センターで79.5という
数字になっております。それから、
東糀谷小学校でございますが、9月11日、7時13分初が79.8という
数字でございます。
先月の実績を見ますと、80を超えるのが
羽田文化センターで2回、それから
東糀谷小学校で1回ございましたが、今回はいずれの箇所も80を超える日はなかったということでございます。
騒音状況については以上でございます。
それから、もう1点、口頭で
報告をさせていただきますが、
前回の
委員会で国際線の
施設使用料についてご
報告をさせていただきました。まだ全体、諸外国について調べ切っておりませんが、お隣の韓国、あるいは
中国の
施設利用料がわかりましたので
報告をさせていただきます。
韓国国際空港仁川と金浦、2カ所ございますが、
施設使用料が2,700円でございます。それから、同じ韓国の中で釜山を見ますと2,200円、いずれも2,040円よりは高めの設定かなと、こんな
感じがしております。それから
中国でございますが、
中国は1,200円、こういう
数字になっております。
それから、ヨーロッパあるいは
米国等をこれから調べまして、
調査が済み次第、本
委員会に
報告をさせていただきたいと思っております。
○
神林 委員長 そのほかございますか。よろしいですか。
それでは、今、
横山課長、
佐々木課長の方からご
報告いただいた件にあわせまして、新
滑走路に関する
環境アセス、
前回の
部分で若干物足りない
委員の
皆さんもいらっしゃったようでございますので、今のご
報告とあわせて
環境アセスの問題についてもご
意見、質疑をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
藤原 委員 これが発表されて、
出張所とか
大田区役所とかにこの
冊子が置いてあって、自由に
区民が閲覧できるのですけれ
ども、それで、その結果についての、例えば感想とか
意見とか、そういうものは寄せられているのですか。
◎
横山 環境保全課長 感想とか
意見というのは、私
ども大田区に寄せられるものではなくて、この
事業所でございます
国土交通省の
関東地方整備局、それから東京航空局の方に寄せるというもので、来週の12月13日までがその期限となっております。したがいまして、私
どもの方には、そうした
意見は来ておりません。
◆
藤原 委員 それはこちらから聞くということはできるわけですよね。
◎
横山 環境保全課長 こちらから聞くと言うより、
前回の
方法書の
概要の一番後ろのところをごらんいただきますとよろしいかと思います。
環境影響評価方法書、水色の枠で囲ったところで、
一般からの
意見提出と書いてございます。それが12月13日まででございます。その後、
事業者、
国土交通省の方ですが、
意見概要を知事、
区市町村に送付とございます。したがいまして、
区民の方々、
一般の方々からの
意見は、まとめ、整備されましたものが私
ども地元区長に送付されてくるというものでございます。
◆
藤原 委員 この
環境影響評価概要のA4のもので、前に配られたものがあるのですけれ
ども、この
概要の一番目ですけれ
ども、これで1番、2番、3番、4番というふうにありますけれ
ども、3番で、
地域住民や
関係自治体の
意見も聞きということであるのですけれ
ども、
関係自治体の
意見を聞くということは、これは非常に。
住民に
意見を聞くということになると、
住民が今話されたところにみずからの意思で
意見を述べなければいけないわけですね。
それで、
羽田出張所とか
糀谷出張所の
関係でいきますと、本来、私は、その
期間だけ、この
冊子の
中身で、例えばここがわからないのだけれ
ども、これはどうなっているのですかということで、それを
説明する方がいてもおかしくないと思うのです。そうでないと、私なんかも頭が弱いせいもあるけれ
ども、なかなかわかりづらい点がたくさんあるのですけれ
ども、
一般の
区民、
住民もやはりこれだけ読んで、すぐ理解できて、さあ
意見を上げましょうとか、いやこうしましょうというのは、なかかなこれはできないことではないかなと思うのですけれ
ども、そういう点で、
説明というか、そういう
意見についての対応ができる方というのは配置されていないと思うのですけれ
ども、その辺についての区としての都や
空港に対する
要望みたいなものはされているのですか。
◎
横山 環境保全課長 今、まず、
手続についてご
説明させていただきたいと思います。
前回の資料の
環境影響評価についての
概要の1番で、
環境影響評価の
概要の中に「
環境影響評価とは」と書いてありまして、
事業を開始する前に、「1、その
事業が
環境に及ぼす
影響について、大気、水質、
騒音、振動、悪臭などの各
項目ごとに
調査・
予測及び
評価を行い」と書いてありまして、次に、「2、その結果を公表し」と書きまして、3番に「続いて
地域住民や
関係自治体の
意見を聞き」となってございます。この3の
地域住民や
関係自治体の
意見を聞くのは、前のその「結果を公表し」というそこにかかっている
部分でございます。ですから、今回の
方法書の場合は、
意見を聞くことについての
説明はございませんが、
評価を行ったその結果を公表したときについては、これは先ほどの
準備書、カラーの
説明の一番後ろの今度は
環境影響評価準備書というところに入るところでございます。そこでは
事業者、
国土交通省は、
準備書を作成し、
準備書の
公告・
縦覧、
説明会を行うということになってございます。ですから、
準備書を
縦覧するときには、当然ながら
国土交通省の方で
説明会を行うということが、これが
法律で決められているものでございます。
アセスの
手続につきましては、これは
法律にのっとって行うものでございますので、
方法書の
段階では
特段説明会を開くというものではなく、
意見はともかく、
質問については、
国土交通省か
整備局のこちらの方に個別に
質問してくださいということになってございます。
◆
藤原 委員 当
委員会には、
前回、
課長から、その中の抜粋でいろいろ
説明ありましたよね。ここはこうなっているとか、いろいろありましたけれ
ども。そういう
方法というのは、これは
法律的に決まって、
流れもあって、手順を踏んでやっていくのだということなのだけれ
ども、一番
地域周辺の
人たちはそもそもの問題が、なぜこういうことを行うかということも含めて、よく理解がされていないところがあると思って、だから、
意見もなかなか出しにくいというのがあると思うので、専門家的な人はもちろん
意見をどんどん出すと思いますけれ
ども。そういう
意味では、例えば
漁業関係者やそういう人から、今回の
環境影響評価のこういう
冊子がまとまったのだけれ
ども、それについて
説明してもらえないかといったときに、
課長が行って
説明は、
流れ等も含めて
説明はするのですか。
◎
横山 環境保全課長 環境影響評価という一連の
事業につきましては、これは
事業者の責任で行うものでございますので、特段、区が行うというものではございません。
◆
藤原 委員 そうすると、すべてがそう思われた団体や個人が
事業者に直接話をして、
説明してほしいとか、そういうことを求めることはできるということで、例えばの話、それをやってくださいということですか。
大田区の方はできないけれ
ども。
◎
横山 環境保全課長 そうした
要望を
事業者にすることは可能とは思いますが、実質的に
手続上の問題でございますので、するかしないかは
事業者の考えに基づくものと思います。要するに
法律では、そうしたことは決められていないということでございます。
◆
藤原 委員 結局、こういうものを
事業者は出しましたと、それで
意見は聞きますよと。しかし、第四
滑走路そのものは着々と準備して、
工事は進めていきますよということの、言ってみれば、我々は
アセスというか、それにあわせてつくられているものもかなり多いのかなと、基準がですよ。だから、私は率直に
住民なんかの声としても、また、水
質問題なんかで研究されている
羽田の団体の
皆さんなんかも、本当はこうしたものができたときに、行政から
説明してもらうと、非常に助かるのだと。
意見はいろいろあるとしてもですよ。だから、なかなか
事業者にそういうものを
要望しても大変なのだという話があるので、これは
法律的にはそういう
流れがあって、それはそれの中でクリアしているのですけれ
ども、感情的にはやはり地元の町会の
皆さんとか、そういう人がやはり
説明をしてもらいたいということと、それから、
出張所なんかには、初歩的なことも含めて
説明員がその
期間だけはいてもらうというのが、私は本当に優しい区政を進めていく、さわやか区政を進めていくという上においては、当然、
事業者に行政の方からも
住民の声を少しでも反映させるためにも聞くべではないか。それで、この中の
意見は
意見で、それは当然そこに反映させていくということになるのでしょうけれ
ども、そういうことで、今から時期的にはかなり過ぎているから、大変ですけれ
ども、今後の問題としてもやはり、ただ、
羽田の
出張所や
糀谷出張所にこれがぽんとあるというだけでは、なかなかこれは効果が上がらないのではないかなという
感じはするのですけれ
ども。これは
要望にしておきます。
◆
野呂 委員 まず、
公告・
縦覧が始まったのですけれ
ども、どのぐらいの数の
方たちが閲覧に来ているかを。
◎
横山 環境保全課長 縦覧を行うにつきましては、
縦覧者名簿というのをつくることになっております。これは
事業者に
報告するものでございますが、
環境保全課に直接いらして
縦覧をされた方が4名、
羽田出張所で6名、
久が原出張所で1名の計11名でございます。なお、これは貸出も1週間以内で可能ということになってございますので、ほとんどの方がお借りになって、よくごらんいただいたという
報告を受けております。
◆
野呂 委員 やはり知らない方も多いのかなと、
最初に聞いて。たくさんの
方たちに見ていただいて、くまなく
意見を述べていただくのが大事かと思うのですけれ
ども、
国交省のものを見ても、すごく詳しくないし、ここに本があるということがやはりとても大事で、この
中身でいろいろなことがわかると思いますので、もう間もなく終わってしまうのですけれ
ども、もう終わりました、13日。
◎
横山 環境保全課長 縦覧期間は終了いたしました。
◆
野呂 委員 これから
意見を述べていくのですけれ
ども、果たしてこれだけの数で
大田区の民意みたいなものが反映できるのかなというのがちょっと疑問に思いました。
私は、やはり
流況がとても気になって、321ページに、水質、低湿、
流況、
水棲動物及び植物の
調査、
予測地域とあるのですけれ
ども、199ページには新
海面処分場の図とかはちゃんと載っているのですけれ
ども、この
流況の
赤線で囲んだ
地域を、
調査地域及び
予測地域としているのですけれ
ども、これは新
海面処分場のこれからの
予定の場所がきちんと記載されていないですよね。違いますか。小さいような気がするのですけれ
ども、これもっと下までこの図が延びなくてはいけないのではないですかね。そうですよね。
○
神林 委員長 課長、
質問の
意味はわかりますか。
◆
野呂 委員 199ページの図は見ると、これが新
海面処分場がきちんと記載された上での
用途地域という形で載っていると思うのですけれ
ども、
流況のところを見ると、新
海面処分場の
地域がきちんと記載されていないと思うのですけれ
ども。
◎
佐々木 まちづくり課長 今の違いは、199ページというのは、将来的にできる形でございまして、もう一方の方は現状の形を載せた
図面というふうに理解していただければ。要するに、新
海面処分場それぞれ7ブロックありますけれ
ども、それぞれ今、
工事をやっています。
工事をやって
埋立をしていますので、現状の
図面がこちら、321の方で、将来的な
完成形が199ページの形ということでございます。
◆
野呂 委員 そのことは理解できるのですけれ
ども、この
流況ということとか、それから、
東京湾に入っていく
船舶等の
影響調査をするときに、これから埋め立てられていく
予定の新
海面処分場のことを
予測した上でなければ出ないのではないかということをすごく危惧するのですね。とても接近しているのですよね。実は新
海面処分場と
羽田の第四
滑走路が、湾岸の方に延びていくので。それがきちんとされなければ、果たしてこの
アセスというのが、これから
調査されていったときも、この
状況の中では正確に出るのだろうかと、そういう心配がすごくありまして、
東京湾における
影響力というのが随分違ってくるだろうということが
予測されるので、こういった、ちょっと不親切なのか。以前
国土交通省からいただいた
図面には点々で新
海面処分場の
予定ということが載っていたので、せめて
アセスということであるのであれば、こういったものももうちょっときちんと表示して、そして、やはり
空港の第四
滑走路と新
海面処分場が随分近いのだなということを目で確認した上での
予測というか、
調査というのが求められていくべきだろうなということを思いましたので、その点、本来であれば
環境保全課の方から
意見を申し述べるところなのかなと思って、ちょっとお聞きしようと思ったのですけれ
ども。
◎
横山 環境保全課長 この
方法書の
概要については、今、これからの
意見を述べる中で、こういう
方法がいいですとか、こういう表示の方がいいですということを、先ほどお話しさせていただきましたけれ
ども、
区長からの
意見提出の中で、そういう
委員方からのご
意見もまとめまして、区のほかの部署の
意見も全部まとめまして
意見を述べる機会というのが、これも
法律で規定されてございますので、その中で述べていくということになります。
◆
野呂 委員 ぜひ、そうしたことも上げていただきたいなと思いまして、これはとても
東京湾に対する
影響力という点で非常に大きいものだと思うのですよね。それから漁業の
関係とか。
流れが変わることによって、
内陸部のこれからのヒートアイランドとか、いろいろな
状況に
影響してくるなということをすごく思います。
それから、この
工法の具体的な
図面とかというのは、いつごろ
大田区にきちんと示されていくのでしょうか。それがきちんとしていかないと、
多摩川の
影響というか、水が、
大変雨が多かったときとかの
影響力というのが推しはかることというのはとても難しいと思うのですけれ
ども。
◎
横山 環境保全課長 すみません、ちょっと
質問の
意味がよくわからなかったのですけれ
ども、
方法書で、今、
縦覧があって、
意見をまとめているというか、求めているところでして、その
意見を集約したものが区に来まして、その
内容を見て、
区長から都の方に
意見書を提出して、
都知事は、都は都の中で
審議会等がありますので、そこでまとまった
意見を
国土交通省の方に提出するのですけれ
ども、その後、決まった
方法について区に示されるのかというご
質問でしょうか。ちょっとそこら辺のところが。
○
神林 委員長 ちょっと違いますよね。
◆
野呂 委員 第四
滑走路の建設がどういう形で具体的に進められるのか。
海底面の中における桟橋の
状況がどうなっているのかとか、そういったことがきちんとしないと、
多摩川から
流れた水がそこでせきとめられて、逆に
上流部に戻っていくような
状況になるのか、それとも抜けていく
方法なのか、そういうことがきちんとしないと、どういう
調査をするかというのは違ってくると思うのですよね。といったものの提示が
大田区にはいつの
段階で、どういうふうな形で行われるのかということをお聞きしようと思って。
◎
横山 環境保全課長 事業の
内容というふうに受け取ってよろしいでしょうか。
事業の
内容というのは、この
方法書の一番
最初の方に、
埋立・
桟橋構造の
概念図ということで示されてございます。それで、それによる
影響、水の
流れがどうなるかという
影響につきましては、次の
準備書の
段階で
調査をし、
評価をして、まとめたものが
縦覧されるということになってございます。
◆
野呂 委員 これはあくまでも
概念図であって、具体的な
そのものがいつごろ提示されるのかということが、区の方ではわかっているのかなということなのですけれ
ども。
◎
横山 環境保全課長 すみません。
アセスという
手続の中では、そうしたものはございません。
◆
野呂 委員 やはり具体的な構造というものがきちんとした上で
アセスというのはきちんとしたものが可能だと、私は思うのですけれ
ども、それがない
状況の中で、今この
公告・
縦覧という形の
意見を求めていますけれ
ども、果たしてそれがきちんと反映されるのかなという疑問を持つのですけれ
ども。
○
神林 委員長 一度、
まちづくり課の方で。
◎
佐々木 まちづくり課長 野呂委員が言われているのは、要するに、
滑走路の方式、例えば
埋立なのか桟橋なのかという
部分がいつごろ決まるのかというお話だろうと思うのですが、要はそれを受けて、どんな
アセスの
手続をするのかという
部分だろうと思うのですけれ
ども、
滑走路あるいは
連絡路につきましては、正式には来年3月に
工法が決定します。その
工法決定を受けて、それからいろいろな
アセスの
手続が進むのかなと、そんな
感じがしております。
○
神林 委員長 よろしいですか。
◆
野呂 委員 では、その
時点でもう一度、これではどういう
影響が出る、こういう
調査をしなくてはいけないということを申し述べる機会が設けられるということですか。
◎
横山 環境保全課長 時期的にはちょっとわからないといったら申しわけないのですけれ
ども、
アセスの手順から申しますと、私
ども区長の方から
都知事への提出が2月末ぐらいまでに行いませんと難しいのかなと。ただ、その前に、
国土交通省の方から
意見の
概要を知事、
市区町村に送付するのが90日以内と決まってございますので、その中のいつ区の方に
意見のまとまったものが送られてくるかによって、その先が変わってくるということになります。
◆石田
まちづくり推進部長 今、
野呂委員のご指摘の
部分では、
方法書の
段階でもどういうふうな
意見を出せばいいのかということだろうと思います。そういう
意味では、今回ご指摘がありましたので、
埋立が完了した
時点でも、完了した
時点を想定した
流域調査を行うべきだという
意見を付せば、処理ができるのではないかなと思いますけれ
ども、いかがでしょうか。
◆
野呂 委員 それは新
海面処分場のことで、それは本当にお願いしたいと思います。
それと、やはり
工法ということが、きちんとした上でこの
流れがもっと正確になってくるのだろうと思うのです。だから、そういった
意味では、今回は順序が本来であればちょっと違っているのかなと、そういう気もするのですけれ
ども、もっと
工法がきちんとしていった上でも考えられるのではないのかなというのは、私だけの思いでしょうか。
◆石田
まちづくり推進部長 今回は
流域調査を例えば335ページみたいな、これは現況あるポイントですけれ
ども、こういう現況の
データも使いながら、
工法が決まったら、その
工法に応じて流域の
データをシミュレーションした結果を出してくるというふうに理解しています。
○
神林 委員長 よろしいですか。
そのほかございますか。
◆
藤原 委員 41ページの排ガスの問題も含めて、主要なアクセスの道路の問題ですけれ
ども、
赤線2本引いてありますね。よく
調査は環八の荏原製作所の近くとか、
羽田の
バス通りの1カ所だということで、場所はかなり重点的に
調査結果が、ずっと読みますと、大概出てきますけれ
ども、ここがいわゆる
赤線の引いてあるところが第四
滑走路の
工事に、主に車輌が通行するだろうということを予想されて、こういう
赤線が引いてあるのか、それともここのところを重点的にこれまで
調査したことを発表されているので
赤線を引いてあるのか、ちょっとこの辺、よくわからない点があるのですけれ
ども。
◎
横山 環境保全課長 ここの
方法書の中を読んだ
中身で推察するところでは、
内陸側から
東京国際空港へ向かう車輌がここを通るというふうに読み取れます。そこで、
事業体である
国土交通省がここを
調査地点にしたということになります。
◆
藤原 委員 私は、これは利用する側もやはり環七、それから
京浜島等を通っていくのもかなりあるのではないかなと思うのです。ここだけが
作業車等を使って、これだけ通過するということではなくて、
大田区内全部で考えれば、やはり環七や
京浜島やここのところを通って、第四
滑走路の
建設現場に行く。なぜ、このあたりをはずしたのか。東京都がいつも
松原橋のところで
調査を行っていますが、
大森地域もこういった
交通量も多いし、この点については、何か理由があるのか、ここの2本の道路が一番使われるよということなのかね。
◎
横山 環境保全課長 貴重なご
意見と思われますので、私
どもの
区長意見の中に取り入れていきたいと考えてございます。
◆
藤原 委員 それで、これはこれまでの
調査の結果で、問題はありませんよと、ほとんどクリアしていますよというのが
中身ですよね。今度、第四
滑走路ができるに当たって、
予測される
調査の結果というのは改めて出るのですか、それとも、もうそれは出ないのですか。
◎
横山 環境保全課長 それが出ますのが、この次の
環境影響評価準備書の中で記載されて、皆様に
縦覧を行うということでございます。そのときには、
事業体である
国土交通省の方から
説明会もあわせて行うということでございます。
◆飯田
委員 時間の
流れで言うと、
縦覧期間が10月29日から11月28日と、それで
縦覧期間が終わりまして、今は
一般の方々からの
意見の提出
期間が10月29日から12月13日、この
期間が
意見をいただく
期間と。その
期間に現在はいっていると、こういうことですよね。
そこで、
縦覧期間、28日までに終わって、その間に11名の方が
縦覧されたと。私は、非常に少ないなと思っているのですけれ
ども、これはやはり
説明不足というか、PR不足というか、そういう
部分があったのではないかと私は思っているわけですけれ
ども、この辺はどのように考えていますか。
◎
横山 環境保全課長 区報とそれからホームページで始まった
時点でご案内させていただきました。また、移転対策
委員のいらっしゃる
出張所管内では、私
どもからこうしたことをやっていますということを個別に行って町会長会議の中でご
説明させていただきました。特に
羽田地区は非常に関心が高く、いろいろなご
意見をいただきまして、ここでの議論と同じようなご
意見もいただきまして、私
どもがご
説明できる限りのことをご
説明させていただいてきた中でございます。そのときの様子では、町会の中で代表の方が
縦覧、これをごらんになって、町会で議論しようというご
意見もあったということを申し添えておきます。
◆飯田
委員 準備書では
公告・
縦覧・
説明会と、
説明会ということも入っていますね。この
方法書には、
公告・
縦覧でとまっていて、やはり私は
公告・
縦覧・
説明会という、そういうふうにすべきではなかったのかなと思うわけですけれ
ども、これはやはり
説明会という言葉を入れることは法的には必要ないということになっているのですか。
◎
横山 環境保全課長 現在の
アセス法の中では、
方法書については
説明という記載はございませんので、
公告・
縦覧まででございます。
◆飯田
委員 それから、次に懸念されるのは12月13日までに
意見をいただくという、この
意見がどれだけいただけるのかなと。
住民の方の
意見がやはり非常に重要な
部分を占めるわけであって、この辺は非常に懸念するところですけれ
ども、どのように
予測されていますか。
◆石田
まちづくり推進部長 今までの
アセスは、
方法書の
部分が従来はなかったものですから、いきなり
環境影響評価のところから議論が始まりまして、これから
工事をやるのに、こんな
影響評価の結果ですよというものをぼんと出してきたものですから、ちょっと対応が難しかったのですけれ
ども、今回からは
方法書の
段階、事前の事前といいますか、これから
影響評価をやるのに、こんな
方法でやりますよと。対象範囲はこんなところですよというものが、今回示されたわけですね。
住民の方々にご
説明するのはもちろん必要だと思いますけれ
ども、一番
方法書の
段階では技術的な
中身をやはり理解しているところが、ある程度まとめ上げていかないと、大きな穴があくだろうと考えています。そういう
意味では
環境保全課に勢力的に頑張ってもらうと。当
委員会のご
意見もいただきながら、この
委員会の中でも当局側のどんなところを、今、考えていますよというのを早急にまとめて、ご審議いただきながら、
区長会等に結びつけていきたいと考えております。
◆飯田
委員 2月末を目途に
大田区長から
意見書を東京都に、知事に出すと。それに当たって、当該部門では、この
方法書に対して十二分に読み込んで、役所としての
意見を作成するということなのでしょうけれ
ども、それについては、我々は、いつごろ、そういったものを開示していただけるのかと、
委員会に提出していただけるのかと、この辺はどうですか。
◎
横山 環境保全課長 まず、先ほどから申し上げておりますように、
意見の
概要がいつこちらの方に送付されてくるかというのが一番大事でございますが、それとあわせまして、今、私
どもの担当の中でこれ読み込んで、幾つかの問題点等を挙げてございます。次期に大まかな
概要として、こういう
意見を出したらいいかという項目等を出していきたいと考えてございますし、また、次々期のときには、それをまとめたものとしてご提出することができると考えてございます。
◆飯田
委員 住民の方々のご
意見と、それから役所の
意見、これが両方相まってうまくリンクしていったときに、本区としてのきちんとした
意見ができ上がっていくと思うのですね。そういう面でしっかりこれについては役所側も読み込んで
意見をつくってもらうことともに、
区民の方、
一般の方からの
意見が出てくるように、出てくるというか、いただけるように努力をしていくと。その努力というのは、どの辺でできますかね。
◎
横山 環境保全課長 さまざまな方々から
意見が出てきていると思います。
影響する範囲も非常に広くございますので、出てきた
意見が必ずしも
大田区民ということを判断するのは非常に難しい。そういう中で、私
どもは
国土交通省の方にお願いをしまして、区内からの
意見についてはわかるような印をつけていただきたいということを
要望してございます。
○
神林 委員長 よろしいですか。
そのほかございますか。
◆安藤
委員 環境影響評価項目の選定に当たっての理由の中に、267ページの道路交通
騒音の資材及び機械の運搬に用いる車輌の運行に伴い
騒音が発生するため
環境影響評価項目として選定するということは書いてあるのですけれ
ども、今までの沖合展開
事業の中で、環八とあと荏原製作所の通りのところに、いわゆる
工事車輌が待機して、そこで
騒音と振動と、それからあと、運転する
人たちが食べたごみ、そういうものが落ちていたような記憶がありまして、非常に生活と
一般通行に
影響があるということなので、できればモータープールを設置するとか、しないとか、そういうことの項目選定に当たって、入れていただけるか、そういうものが項目の中に、選定の中に入るのか、そこら辺のお考えはどうなっていますか。
◎
横山 環境保全課長 ちょっと今、想定していなかったご
意見でございますが、そうしたようなものも
区長意見の中に盛り込めたらというふうに考えてございます。
○
神林 委員長 よろしいですか。待機車の問題というのは、必ず出ますから、ぜひ、お願いします。
いかがですか、そのほか。
◆渡部
委員 この書類の中で、直接
環境評価とは
関係しないかもしれませんけれ
ども、今まで出た中に出ているかもしれませんが、
羽田空港再拡張
事業の目的から
羽田空港再拡張
事業の効果という点でございますが、当然、拡張することによって経済効果が大変大きいということがうたわれているわけでございます。ここには
数字としては、
羽田空港再拡張
事業で全国経済的波及効果ということで、生産額増加が1兆9,000億円と、約2兆円近い生産増加が見込まれると。雇用も18万人と。その下に東京1都3県で1兆2,000億円と出ているのだよね。でも、
大田区としてのあれが一つも出ていないというか。
大田区は、このぐらいの経済効果があるのだという、そういう目途というか、計算はあるのでしょうか。
◎
佐々木 まちづくり課長 この
数字は、ある
意味ではマクロ的にとらえた
数字でございまして、例えば
大田区でどのぐらいの金額、あるいはウエートを占めるのかという
数字は、多分ないだろうと思います。ただ、私
どもも非常に関心のある
部分でございますので、ちょっと調べてみたいなと考えております。
◆渡部
委員 つまり
環境問題、当然、
大田区にかかわってくる問題ですから、
大田区としてのメリットがなければならないし、こういった経済効果がなければ、あることが大変重要な問題ですから、そういった点もきちんと計算をして、こういった点をぜひ
大田区にはほしいということも、ぜひ入れてほしいなということを
要望しておきます。
○
神林 委員長 そのほかはございますか。
◆
野呂 委員 この紙ですけれ
ども、文献
調査地点というのと現地
調査地点というのがありますけれ
ども、
環境影響評価の項目の中に、もっとこういう地点も
調査してほしいとかと、そういうことは区の方できちんと申し述べられることはできると思うのですけれ
ども、今、ヒートアイランドと言いますと、むしろ海に近いところよりも、環七の例えば車が多いところ、大きな幹線道路を中心に上がっていくとか、そういった問題もあったり、それから、浮遊物質というのがいろいろ
地域に拡散していくので、定点ただ1カ所とかだけではなくて広範にすることが今回、特に必要かと思うのですけれ
ども、そういったことについては、どういうふうに考えていらっしゃいますか、お願いします。場所をもっと広げるとか。
◎
横山 環境保全課長 評価項目につきましては、私
ども専門的な立場からもご
意見いただいたような懸念も持ってございますので、
調査地点を多くしていってほしいという話は盛り込んでいきたいと考えているところです。どこというところまではまだ選定してございませんが、先ほどの環八だとか環七のところも含めまして、それと、
一般大気の
調査地点もたしか書いてあったかと思いますが、そういう中で、もう少し充実した
中身の
調査が必要だというような
意見は盛り込んでいきたいと考えているところです。
◆
野呂 委員 今の
意見を聞いて、とてもよかったと思いました。やはり1カ所とか2カ所とかだけではなくて、広範な
地域というのをきちんと
調査して、その
データを正しくお伝えすることがとても必要ですし、例えば、
京浜島とかはついているけれ
ども、城南島の新しくできたところはどうなのだとか、そういった問題もありますし、ぜひ、その点も前向きによろしくお願いしたいと思います。
○
神林 委員長 それでは、この
部分につきましては、市
区長からの
意見提出については、一応、先日の
説明では2月末目途というようなお話を聞いております。そのときには事前に当
委員会にもたたき台、素案的なものは出てくるわけですよね。その間、ぜひ、
委員会でも随時いろいろご
質問、あるいはご
意見等がありましたら、遠慮なく、そのほかの
部分の質疑の中でどしどし出していただければと思います。また、素案が出た
時点で、また集中的に審議させていただくのかなと、こういうことになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。
その辺で
委員会に合わせてというよりも、むしろ、できるだけ早い
部分で議会に対しては情報をいただければと思いますので、お願いいたします。
それでは、ちょっと
皆さんにお諮りしたい
部分がございます。
これからの日程も含めてということになるのですが、当然、この新
滑走路に関する
環境アセスの
部分がこれから2月末ぐらいまでいろいろと出てくると思いますので、この
部分が一つあろうかと思います。
それから、先日、皆様にもちょっとお話しさせていただきましたけれ
ども、12月2日の日に、大変僭越でございますが、私の方で
国土交通省の小澤大臣官房審議官にお会いしてまいりました。結局、その趣旨は何かということですが、
空港の
部分で主体的に動かれている、当
委員会でもそうなのですけれ
ども、必ず
理事者に答弁を求めると、それは
国土交通省に聞いてみなければわからないという
部分が大変多いかと思うのです。そういう
意味では、じかに
国土交通省の
皆さんと我々が
意見交換するということは、非常に大切なことだと思っておりまして、その辺が実現できないのかというような
部分で伺ってまいりました。
審議官の方からは、前向きな発言をいただきまして、ただ、日程的に、今ちょうど予算を積み上げている時期ですから、なかなか難しいと思うのですが、来年に入りましたら、その辺、具体的に事務局とも詰めながら、その日にちを設定したいと思っております。
その際、当然のことなのですけれ
ども、やはり対
国土交通省というお話になりますと、やはり
大田区の区議会の中で
意見が余りにもばらばらだったりしますと、これはどういうまとまりをしているのだということになってしまうと思いますので、当然、その前にはある程度
意見統一できるような
部分の勉強会もやらせていただければと思っております。
それから、3点目は、常に前々からお話しして、あるいは
空港に関連する商工会の
皆さんや自治会連合会の
皆さんともお話をしてきたテーマでございますが、
羽田空港に関する開発、括弧すると、「再開発
事業・跡地利用・周辺
地域」、こういうものについて、今後、
大田区としてどういった行動をとるべきなのか。それから、国や東京都に対して何を
要望していくべきなのかと。この辺の問題もまだなかなか
委員会としても整理がついていない
部分でございまして、所管部局についても、まだなかなか整理がついていない
部分だと思います。
この辺の三つの
部分ぐらいの課題を、やはりこれから集中的に当
委員会として議論していくべきなのかなということを、今、
感じております。
意見があれば、また、
委員の方からもご指摘いただきたいわけですが、その辺で、当然日程的なところは相手があることですから、必然的に日程的には不規則になるのかなという気はしておりますが、その点についても、ぜひ、ご理解を賜りたいと思います。できるだけ対応は
理事会等で詰めまして、
委員の皆様にお諮りするような形にさせていただきたいと、こんなふうに一応思っている次第でございます。
そのほか、
調査事件について何かございますか。
◆飯田
委員 第2ターミナルが供用開始になって何日もたっていませんけれ
ども、トラブルとか、そういうのがなかったのかどうか。
また、利用者の反応等、そういったことを聞いていれば、ちょっとお知らせ願いたいと思います。
◎
佐々木 まちづくり課長 第2ターミナルにつきましては、12月1日から供用開始となったわけでございますが、中には知らないで、全日空に乗る方が第1ターミナルの方に行ってしまったとかというケースは聞いております。ただ、それもごくごくわずかで、それ以外のトラブルは特に聞いておりません。
○
神林 委員長 よろしいですか。
では、
調査事件についてよろしいですか。
◎
佐々木 まちづくり課長 私、先ほど冒頭、国際線の
施設使用料を
説明する中で一部着陸料という表現を使ってしまいました。正しくは
施設使用料でございます。おわびして訂正をさせていただきます。
◆都野
委員 質問というよりかは
要望なのですけれ
ども、
前回11月の頭にヘリコプターに関する測定をしていると伺いましたので、その結果がまとまりましたら、早めにお知らせをいただきたいと思います。
要望です。
○
神林 委員長 その辺はどうなのですか。
◎
横山 環境保全課長 測定は既に終わってございます。今、それをまとめているところでございます。昨年の結果というものが出てございまして、それによりますと、一番高い建物から300メートル以上離れて飛んでいる割合というのが98%でございます。ただ、ヘリコプターは非常に高い音を出しますので、清水窪小学校なんかでも76デシベル程度の
騒音になってございます。雪谷
出張所では最大値で70デシベルの音が出ているという結果がございます。
1日
当たりの本数としましては、5日間の合計で56機でございますから、1日1機か2機ということになります。ただ、事件等が起きますと、この飛んでいる飛行機のほとんどが警察とか、それと新聞社でございますので、時期的に非常に多くなるということは傾向として出てございます。 年内にはまとめたいと考えて進めているところです。ですから、次回にはご
報告できると思っております。
○
神林 委員長 では、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。
そのほか、どうぞ。
◆清水
委員 第2ターミナルにも関連するのですが、京浜急行の快速便が、要するに品川、京急蒲田、
羽田と行くという快速便が非常に多くなっているのではないかという
住民からの声がありまして、つまり踏切がなかなかあかなくて、
大田体育館過ぎぐらいまでずっと渋滞しているというふうなことがあって、ここの
委員会には関連はしないのかもしれませんけれ
ども、快速便がどのぐらい、今、行っているのかというのがわかったら、次回でよろしいので、感覚的にふえたふえたと、踏切があかない、あかないと、
空港線の踏切があかないという苦情がちょっと私
どものところにも来ていますので、ぜひ、調べていただきたいというのがあるのですが。
◎
佐々木 まちづくり課長 調べて
報告をさせていただきます。
◆清水
委員 あとゴーアラウンドですか、すごい音が時々
空港からするということで、きっとそのゴーアラウンドではないかと思うのですが、そういう飛行の
データは毎年この
委員会に出るのですよね。
◎
佐々木 まちづくり課長 毎年出しております。多分、年末か年度末にまとめてお出しするような形になろうかと思います。
○
神林 委員長 そのほかございますか。
◆
藤原 委員 11月末の第2ターミナルの完成を祝った式典がありましたよね。多くの人が、何千人ぐらい集まったのか知りませんけれ
ども、本当に相当な人が集まったのですけれ
ども、私も話を聞いていて、地元の国会議員の話は理にかなっていますけれ
ども、あとの方の話ですけれ
ども、私はやはり地元の協力があって、
滑走路が、
滑走路というか、拡張ができているのですよね。だから、そういう面でのやはりあいさつ、ちょっと国のそういうえらい方は言っているのですけれ
ども、やはりもっと地元に意識をして配慮して、やはり安全面がまず第一であって、それから、
騒音やそういうもので迷惑をかけていると、そういうことも含めてきちんとあるべきだというふうに私は、これは持論ですけれ
ども、あるのですよ。だから、本当にそういうものを抜きにして、とにかくできて、よかったよかったという、そういうお祝いだっただけのことと。
それから、もう1点は、やはりその席上に
区長もきちんとあいさつをさせるというようなことを、前段ではなくて、本式のところにはやはり
大田区長があいさつぐらいされるという、これはもう終わっていることだからあれですけれ
ども、そのぐらいの配慮があって私はしかるべきだと。いや、正式のあれにはしていないですよ。
最初の
段階ではやったのですけれ
ども。だから、やはりそれでは今後、多分、我々、第四
滑走路はあまり歓迎しませんけれ
ども、しかし、そういうときであっても、それはきちんと今後も、
区長や議長だって紹介がないのだから、そういうことはやはりすべきだと、私は地元エゴではないけれ
ども、ちょっと
感じたので、こういう席ではないと、なかなか話せませんので、
皆さんはどう思ったかわかりませんけれ
ども、私はやはりそういうことはやるべきだし、なぜ、あれだけ大きく拡張できたかという歴史があるわけだよね。ちょっとそういうことを
感じたので、この場で私の気持ち述べたわけです。
○
神林 委員長 それこそ今度の
国土交通省と懇談ができましたら、そういう話をどんどん言ってください。
そのほか。
◆湯本
委員 多少、
藤原委員と言っていることはかぶるのだと思うのですけれ
ども、いろいろターミナルができて、テレビにたくさん出ていると思うのですね。だけど、
大田区と
羽田空港というのが、もうちょっとうまく両方セットでPRできないのかなという気がするのですよね。別の
大田区の名前を売ったってしようがないじゃないと思うかもしれないけれ
ども、
大田区の
羽田空港というのを、もっと強く印象づけることが、私からすると、役人サイドに対して、
国土交通省なり東京都なりに対して、
大田区のというのをつけることで、やはり大分印象というのは変わってくると思うのです。成田というのはそうでしたよね。成田は成田市と同じだから、イメージが一致するのだと思うのですけれ
ども、
羽田空港と聞いて、あれは
大田区だったのだという声を意外と聞くのですよ。それをもっと私は、
大田区の
羽田空港というものをアピールすることによって、例えば
左旋回だとか
騒音だとか、そういうものもあるし、もしくは
空港を抱えているすばらしい交通の面のいい
大田区という両面がアピールできると思うのです。その辺のもうちょっと工夫というのはできないものですかね。これはふと思ったのですけれ
ども。
◆石田
まちづくり推進部長 非常に重要なポイントだろうと思います。国際化するということで、これから
羽田がまた2009年以降も話題になってくると思いますので、
関係機関、広報等もありますから、広報なりに努力はしているようですけれ
ども、我々の方からも、こういう
意見があったということと、さまざまなアイデア、またチャンスを使いながら、
羽田空港を
大田区の
空港として宣伝していきたいと。
きのうもテレビを見ていましたら、
大田クルーというところがラップのグループが出ておりまして、あれは
最初にビデオのところに、
最初の
部分で
区長がビデオに出ているのも、私は見ましたけれ
ども、そういう若者のチャンネル、またはそれだけではなくて、
羽田空港の非常に重要な拠点ですので、観光政策も含めて
羽田空港のPR、
大田としての
羽田空港のPRに取り組んでいきたいと思います。
◆湯本
委員 大田クルーというグループに
区長が出ているというのは、知っている人から見れば、結構話題になっているのだなというのは、私、今、実感で持っています。いや、くだらないことのように見えるかもしれないけれ
ども、でも、ああいうことというのは、やはり私はすごく
意味があるなと思うのですよね。
区長も出ていただいた、好んで出たのか、好まないけれ
ども出たのか、それはよくわからないですけれ
ども、でも、あれは結果的に私は
意味があると思っていますし、どの企業でもイメージを定着させるのに、京急もそうですよね、「
羽田には京急で」としつこいぐらい出していますよね。あれと同じことだと思うので、
大田区の
羽田空港というのをもっと強烈にアピールできるような格好をつくっていってもらえると。これは
要望です。お願いします。
○
神林 委員長 それもぜひ、今度
国土交通省と懇談のときにお話ししてください。
そのほかよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
神林 委員長 それでは、
調査事件を一括して継続といたします。
それから、審査事件についても、今、急に動く問題でもないので、一括して継続といたしたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
神林 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
それでは、皆様にお諮りいたします。本定例会最終日、議長あてに継続審査要求書及び継続
調査要求書を提出することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
神林 委員長 異議なしと認めそのようにさせていただきます。
次回の日程についてでございますが、次回の
委員会は1月18日10時からといたします。
国土交通省との懇談につきましては、決定次第、
委員の皆様にご通知申し上げますので、一つその辺はよろしくお願いいたします。
それでは、以上で
羽田空港対策特別委員会を閉会といたします。
午前11時03分閉会...