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  1. 大田区議会 2004-12-07
    平成16年12月  羽田空港対策特別委員会−12月07日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成16年12月  羽田空港対策特別委員会−12月07日-01号平成16年12月  羽田空港対策特別委員会 平成16年12月7日                  午前10時00分開会 ○神林 委員長 ただいまから羽田空港対策特別委員会を開会いたします。  それでは、まず、会の冒頭に申し上げます。  沼田委員より当委員会理事辞任の申し出が委員長あてにございました。  この際、お諮りいたします。  沼田委員の当委員会理事職辞任を承認することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 ご異議なしと認め、沼田委員理事職辞任を承認いたします。  これより新理事互選を行います。  お諮りいたします。互選方法は、指名推せんによりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、指名の方法については、委員長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 ご異議なしと認め、委員長より指名いたします。  理事都野圭子委員をご指名申し上げます。これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    神林 委員長 ご異議なしと認めます。よって、当委員会理事には飯田委員及び、ただいま指名いたしました都野委員に決定いたしました。  以上をもって理事互選を終了いたします。  それでは、調査事件を一括して議題といたします。理事者報告を求めます。 ◎横山 環境保全課長 前回委員会航空騒音測定局機器管理費経費はどのぐらいだというご質問がありましたので、答弁させていただきます。  平成15年度決算における経費でございますが、機器類の検定、修繕、リース、それから保守点検設置場所賃貸料などを合わせまして983万9,641円でございます。3局でございますので、1局当たり327万9,880円となります。なお、測定機器、これは1基当たり340万円程度でございますが、これは都から平成12年度の自治法改正に伴って贈与されたものでございますので、この経費の中には入ってございません。 ◎佐々木 まちづくり課長 2点ほど報告をさせていただきます。  まず、最初に、資料番号11号に基づきまして、本年9月の左旋回飛行実績に伴う騒音状況でございます。羽田文化センター東糀谷小学校の2カ所で測定をしております。これは国が測定しているものでございます。いずれの箇所におきましても、80を超える騒音状況はございません。一番高いのが羽田文化センターですと、裏面をちょっとごらんいただきたいと思いますが、裏面の9月29日、7時11分発ですが、これが羽田文化センターで79.5という数字になっております。それから、東糀谷小学校でございますが、9月11日、7時13分初が79.8という数字でございます。  先月の実績を見ますと、80を超えるのが羽田文化センターで2回、それから東糀谷小学校で1回ございましたが、今回はいずれの箇所も80を超える日はなかったということでございます。  騒音状況については以上でございます。  それから、もう1点、口頭で報告をさせていただきますが、前回委員会で国際線の施設使用料についてご報告をさせていただきました。まだ全体、諸外国について調べ切っておりませんが、お隣の韓国、あるいは中国施設利用料がわかりましたので報告をさせていただきます。  韓国国際空港仁川と金浦、2カ所ございますが、施設使用料が2,700円でございます。それから、同じ韓国の中で釜山を見ますと2,200円、いずれも2,040円よりは高めの設定かなと、こんな感じがしております。それから中国でございますが、中国は1,200円、こういう数字になっております。  それから、ヨーロッパあるいは米国等をこれから調べまして、調査が済み次第、本委員会報告をさせていただきたいと思っております。 ○神林 委員長 そのほかございますか。よろしいですか。  それでは、今、横山課長佐々木課長の方からご報告いただいた件にあわせまして、新滑走路に関する環境アセス前回部分で若干物足りない委員皆さんもいらっしゃったようでございますので、今のご報告とあわせて環境アセスの問題についてもご意見、質疑をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆藤原 委員 これが発表されて、出張所とか大田区役所とかにこの冊子が置いてあって、自由に区民が閲覧できるのですけれども、それで、その結果についての、例えば感想とか意見とか、そういうものは寄せられているのですか。 ◎横山 環境保全課長 感想とか意見というのは、私ども大田区に寄せられるものではなくて、この事業所でございます国土交通省関東地方整備局、それから東京航空局の方に寄せるというもので、来週の12月13日までがその期限となっております。したがいまして、私どもの方には、そうした意見は来ておりません。 ◆藤原 委員 それはこちらから聞くということはできるわけですよね。 ◎横山 環境保全課長 こちらから聞くと言うより、前回方法書概要の一番後ろのところをごらんいただきますとよろしいかと思います。環境影響評価方法書、水色の枠で囲ったところで、一般からの意見提出と書いてございます。それが12月13日まででございます。その後、事業者国土交通省の方ですが、意見概要を知事、区市町村に送付とございます。したがいまして、区民の方々、一般の方々からの意見は、まとめ、整備されましたものが私ども地元区長に送付されてくるというものでございます。 ◆藤原 委員 この環境影響評価概要のA4のもので、前に配られたものがあるのですけれども、この概要の一番目ですけれども、これで1番、2番、3番、4番というふうにありますけれども、3番で、地域住民関係自治体意見も聞きということであるのですけれども関係自治体意見を聞くということは、これは非常に。住民意見を聞くということになると、住民が今話されたところにみずからの意思で意見を述べなければいけないわけですね。  それで、羽田出張所とか糀谷出張所関係でいきますと、本来、私は、その期間だけ、この冊子中身で、例えばここがわからないのだけれども、これはどうなっているのですかということで、それを説明する方がいてもおかしくないと思うのです。そうでないと、私なんかも頭が弱いせいもあるけれども、なかなかわかりづらい点がたくさんあるのですけれども一般区民住民もやはりこれだけ読んで、すぐ理解できて、さあ意見を上げましょうとか、いやこうしましょうというのは、なかかなこれはできないことではないかなと思うのですけれども、そういう点で、説明というか、そういう意見についての対応ができる方というのは配置されていないと思うのですけれども、その辺についての区としての都や空港に対する要望みたいなものはされているのですか。 ◎横山 環境保全課長 今、まず、手続についてご説明させていただきたいと思います。前回の資料の環境影響評価についての概要の1番で、環境影響評価概要の中に「環境影響評価とは」と書いてありまして、事業を開始する前に、「1、その事業環境に及ぼす影響について、大気、水質、騒音、振動、悪臭などの各項目ごと調査予測及び評価を行い」と書いてありまして、次に、「2、その結果を公表し」と書きまして、3番に「続いて地域住民関係自治体意見を聞き」となってございます。この3の地域住民関係自治体意見を聞くのは、前のその「結果を公表し」というそこにかかっている部分でございます。ですから、今回の方法書の場合は、意見を聞くことについての説明はございませんが、評価を行ったその結果を公表したときについては、これは先ほどの準備書、カラーの説明の一番後ろの今度は環境影響評価準備書というところに入るところでございます。そこでは事業者国土交通省は、準備書を作成し、準備書公告縦覧説明会を行うということになってございます。ですから、準備書縦覧するときには、当然ながら国土交通省の方で説明会を行うということが、これが法律で決められているものでございます。アセス手続につきましては、これは法律にのっとって行うものでございますので、方法書段階では特段説明会を開くというものではなく、意見はともかく、質問については、国土交通省整備局のこちらの方に個別に質問してくださいということになってございます。 ◆藤原 委員 当委員会には、前回課長から、その中の抜粋でいろいろ説明ありましたよね。ここはこうなっているとか、いろいろありましたけれども。そういう方法というのは、これは法律的に決まって、流れもあって、手順を踏んでやっていくのだということなのだけれども、一番地域周辺人たちはそもそもの問題が、なぜこういうことを行うかということも含めて、よく理解がされていないところがあると思って、だから、意見もなかなか出しにくいというのがあると思うので、専門家的な人はもちろん意見をどんどん出すと思いますけれども。そういう意味では、例えば漁業関係者やそういう人から、今回の環境影響評価のこういう冊子がまとまったのだけれども、それについて説明してもらえないかといったときに、課長が行って説明は、流れ等も含めて説明はするのですか。 ◎横山 環境保全課長 環境影響評価という一連の事業につきましては、これは事業者の責任で行うものでございますので、特段、区が行うというものではございません。 ◆藤原 委員 そうすると、すべてがそう思われた団体や個人が事業者に直接話をして、説明してほしいとか、そういうことを求めることはできるということで、例えばの話、それをやってくださいということですか。大田区の方はできないけれども。 ◎横山 環境保全課長 そうした要望事業者にすることは可能とは思いますが、実質的に手続上の問題でございますので、するかしないかは事業者の考えに基づくものと思います。要するに法律では、そうしたことは決められていないということでございます。 ◆藤原 委員 結局、こういうものを事業者は出しましたと、それで意見は聞きますよと。しかし、第四滑走路そのものは着々と準備して、工事は進めていきますよということの、言ってみれば、我々はアセスというか、それにあわせてつくられているものもかなり多いのかなと、基準がですよ。だから、私は率直に住民なんかの声としても、また、水質問題なんかで研究されている羽田の団体の皆さんなんかも、本当はこうしたものができたときに、行政から説明してもらうと、非常に助かるのだと。意見はいろいろあるとしてもですよ。だから、なかなか事業者にそういうものを要望しても大変なのだという話があるので、これは法律的にはそういう流れがあって、それはそれの中でクリアしているのですけれども、感情的にはやはり地元の町会の皆さんとか、そういう人がやはり説明をしてもらいたいということと、それから、出張所なんかには、初歩的なことも含めて説明員がその期間だけはいてもらうというのが、私は本当に優しい区政を進めていく、さわやか区政を進めていくという上においては、当然、事業者に行政の方からも住民の声を少しでも反映させるためにも聞くべではないか。それで、この中の意見意見で、それは当然そこに反映させていくということになるのでしょうけれども、そういうことで、今から時期的にはかなり過ぎているから、大変ですけれども、今後の問題としてもやはり、ただ、羽田出張所糀谷出張所にこれがぽんとあるというだけでは、なかなかこれは効果が上がらないのではないかなという感じはするのですけれども。これは要望にしておきます。 ◆野呂 委員 まず、公告縦覧が始まったのですけれども、どのぐらいの数の方たちが閲覧に来ているかを。 ◎横山 環境保全課長 縦覧を行うにつきましては、縦覧者名簿というのをつくることになっております。これは事業者報告するものでございますが、環境保全課に直接いらして縦覧をされた方が4名、羽田出張所で6名、久が原出張所で1名の計11名でございます。なお、これは貸出も1週間以内で可能ということになってございますので、ほとんどの方がお借りになって、よくごらんいただいたという報告を受けております。 ◆野呂 委員 やはり知らない方も多いのかなと、最初に聞いて。たくさんの方たちに見ていただいて、くまなく意見を述べていただくのが大事かと思うのですけれども国交省のものを見ても、すごく詳しくないし、ここに本があるということがやはりとても大事で、この中身でいろいろなことがわかると思いますので、もう間もなく終わってしまうのですけれども、もう終わりました、13日。 ◎横山 環境保全課長 縦覧期間は終了いたしました。 ◆野呂 委員 これから意見を述べていくのですけれども、果たしてこれだけの数で大田区の民意みたいなものが反映できるのかなというのがちょっと疑問に思いました。  私は、やはり流況がとても気になって、321ページに、水質、低湿、流況水棲動物及び植物の調査予測地域とあるのですけれども、199ページには新海面処分場の図とかはちゃんと載っているのですけれども、この流況赤線で囲んだ地域を、調査地域及び予測地域としているのですけれども、これは新海面処分場のこれからの予定の場所がきちんと記載されていないですよね。違いますか。小さいような気がするのですけれども、これもっと下までこの図が延びなくてはいけないのではないですかね。そうですよね。 ○神林 委員長 課長質問意味はわかりますか。 ◆野呂 委員 199ページの図は見ると、これが新海面処分場がきちんと記載された上での用途地域という形で載っていると思うのですけれども流況のところを見ると、新海面処分場地域がきちんと記載されていないと思うのですけれども。 ◎佐々木 まちづくり課長 今の違いは、199ページというのは、将来的にできる形でございまして、もう一方の方は現状の形を載せた図面というふうに理解していただければ。要するに、新海面処分場それぞれ7ブロックありますけれども、それぞれ今、工事をやっています。工事をやって埋立をしていますので、現状の図面がこちら、321の方で、将来的な完成形が199ページの形ということでございます。 ◆野呂 委員 そのことは理解できるのですけれども、この流況ということとか、それから、東京湾に入っていく船舶等影響調査をするときに、これから埋め立てられていく予定の新海面処分場のことを予測した上でなければ出ないのではないかということをすごく危惧するのですね。とても接近しているのですよね。実は新海面処分場羽田の第四滑走路が、湾岸の方に延びていくので。それがきちんとされなければ、果たしてこのアセスというのが、これから調査されていったときも、この状況の中では正確に出るのだろうかと、そういう心配がすごくありまして、東京湾における影響力というのが随分違ってくるだろうということが予測されるので、こういった、ちょっと不親切なのか。以前国土交通省からいただいた図面には点々で新海面処分場予定ということが載っていたので、せめてアセスということであるのであれば、こういったものももうちょっときちんと表示して、そして、やはり空港の第四滑走路と新海面処分場が随分近いのだなということを目で確認した上での予測というか、調査というのが求められていくべきだろうなということを思いましたので、その点、本来であれば環境保全課の方から意見を申し述べるところなのかなと思って、ちょっとお聞きしようと思ったのですけれども。 ◎横山 環境保全課長 この方法書概要については、今、これからの意見を述べる中で、こういう方法がいいですとか、こういう表示の方がいいですということを、先ほどお話しさせていただきましたけれども区長からの意見提出の中で、そういう委員方からのご意見もまとめまして、区のほかの部署の意見も全部まとめまして意見を述べる機会というのが、これも法律で規定されてございますので、その中で述べていくということになります。 ◆野呂 委員 ぜひ、そうしたことも上げていただきたいなと思いまして、これはとても東京湾に対する影響力という点で非常に大きいものだと思うのですよね。それから漁業の関係とか。流れが変わることによって、内陸部のこれからのヒートアイランドとか、いろいろな状況影響してくるなということをすごく思います。  それから、この工法の具体的な図面とかというのは、いつごろ大田区にきちんと示されていくのでしょうか。それがきちんとしていかないと、多摩川影響というか、水が、大変雨が多かったときとかの影響力というのが推しはかることというのはとても難しいと思うのですけれども。 ◎横山 環境保全課長 すみません、ちょっと質問意味がよくわからなかったのですけれども方法書で、今、縦覧があって、意見をまとめているというか、求めているところでして、その意見を集約したものが区に来まして、その内容を見て、区長から都の方に意見書を提出して、都知事は、都は都の中で審議会等がありますので、そこでまとまった意見国土交通省の方に提出するのですけれども、その後、決まった方法について区に示されるのかというご質問でしょうか。ちょっとそこら辺のところが。 ○神林 委員長 ちょっと違いますよね。 ◆野呂 委員 第四滑走路の建設がどういう形で具体的に進められるのか。海底面の中における桟橋の状況がどうなっているのかとか、そういったことがきちんとしないと、多摩川から流れた水がそこでせきとめられて、逆に上流部に戻っていくような状況になるのか、それとも抜けていく方法なのか、そういうことがきちんとしないと、どういう調査をするかというのは違ってくると思うのですよね。といったものの提示が大田区にはいつの段階で、どういうふうな形で行われるのかということをお聞きしようと思って。 ◎横山 環境保全課長 事業内容というふうに受け取ってよろしいでしょうか。事業内容というのは、この方法書の一番最初の方に、埋立桟橋構造概念図ということで示されてございます。それで、それによる影響、水の流れがどうなるかという影響につきましては、次の準備書段階調査をし、評価をして、まとめたものが縦覧されるということになってございます。 ◆野呂 委員 これはあくまでも概念図であって、具体的なそのものがいつごろ提示されるのかということが、区の方ではわかっているのかなということなのですけれども。 ◎横山 環境保全課長 すみません。アセスという手続の中では、そうしたものはございません。 ◆野呂 委員 やはり具体的な構造というものがきちんとした上でアセスというのはきちんとしたものが可能だと、私は思うのですけれども、それがない状況の中で、今この公告縦覧という形の意見を求めていますけれども、果たしてそれがきちんと反映されるのかなという疑問を持つのですけれども。 ○神林 委員長 一度、まちづくり課の方で。 ◎佐々木 まちづくり課長 野呂委員が言われているのは、要するに、滑走路の方式、例えば埋立なのか桟橋なのかという部分がいつごろ決まるのかというお話だろうと思うのですが、要はそれを受けて、どんなアセス手続をするのかという部分だろうと思うのですけれども滑走路あるいは連絡路につきましては、正式には来年3月に工法が決定します。その工法決定を受けて、それからいろいろなアセス手続が進むのかなと、そんな感じがしております。 ○神林 委員長 よろしいですか。 ◆野呂 委員 では、その時点でもう一度、これではどういう影響が出る、こういう調査をしなくてはいけないということを申し述べる機会が設けられるということですか。 ◎横山 環境保全課長 時期的にはちょっとわからないといったら申しわけないのですけれどもアセスの手順から申しますと、私ども区長の方から都知事への提出が2月末ぐらいまでに行いませんと難しいのかなと。ただ、その前に、国土交通省の方から意見概要を知事、市区町村に送付するのが90日以内と決まってございますので、その中のいつ区の方に意見のまとまったものが送られてくるかによって、その先が変わってくるということになります。 ◆石田 まちづくり推進部長 今、野呂委員のご指摘の部分では、方法書段階でもどういうふうな意見を出せばいいのかということだろうと思います。そういう意味では、今回ご指摘がありましたので、埋立が完了した時点でも、完了した時点を想定した流域調査を行うべきだという意見を付せば、処理ができるのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◆野呂 委員 それは新海面処分場のことで、それは本当にお願いしたいと思います。  それと、やはり工法ということが、きちんとした上でこの流れがもっと正確になってくるのだろうと思うのです。だから、そういった意味では、今回は順序が本来であればちょっと違っているのかなと、そういう気もするのですけれども、もっと工法がきちんとしていった上でも考えられるのではないのかなというのは、私だけの思いでしょうか。 ◆石田 まちづくり推進部長 今回は流域調査を例えば335ページみたいな、これは現況あるポイントですけれども、こういう現況のデータも使いながら、工法が決まったら、その工法に応じて流域のデータをシミュレーションした結果を出してくるというふうに理解しています。 ○神林 委員長 よろしいですか。  そのほかございますか。 ◆藤原 委員 41ページの排ガスの問題も含めて、主要なアクセスの道路の問題ですけれども赤線2本引いてありますね。よく調査は環八の荏原製作所の近くとか、羽田バス通りの1カ所だということで、場所はかなり重点的に調査結果が、ずっと読みますと、大概出てきますけれども、ここがいわゆる赤線の引いてあるところが第四滑走路工事に、主に車輌が通行するだろうということを予想されて、こういう赤線が引いてあるのか、それともここのところを重点的にこれまで調査したことを発表されているので赤線を引いてあるのか、ちょっとこの辺、よくわからない点があるのですけれども。 ◎横山 環境保全課長 ここの方法書の中を読んだ中身で推察するところでは、内陸側から東京国際空港へ向かう車輌がここを通るというふうに読み取れます。そこで、事業体である国土交通省がここを調査地点にしたということになります。 ◆藤原 委員 私は、これは利用する側もやはり環七、それから京浜島等を通っていくのもかなりあるのではないかなと思うのです。ここだけが作業車等を使って、これだけ通過するということではなくて、大田区内全部で考えれば、やはり環七や京浜島やここのところを通って、第四滑走路建設現場に行く。なぜ、このあたりをはずしたのか。東京都がいつも松原橋のところで調査を行っていますが、大森地域もこういった交通量も多いし、この点については、何か理由があるのか、ここの2本の道路が一番使われるよということなのかね。 ◎横山 環境保全課長 貴重なご意見と思われますので、私ども区長意見の中に取り入れていきたいと考えてございます。 ◆藤原 委員 それで、これはこれまでの調査の結果で、問題はありませんよと、ほとんどクリアしていますよというのが中身ですよね。今度、第四滑走路ができるに当たって、予測される調査の結果というのは改めて出るのですか、それとも、もうそれは出ないのですか。 ◎横山 環境保全課長 それが出ますのが、この次の環境影響評価準備書の中で記載されて、皆様に縦覧を行うということでございます。そのときには、事業体である国土交通省の方から説明会もあわせて行うということでございます。 ◆飯田 委員 時間の流れで言うと、縦覧期間が10月29日から11月28日と、それで縦覧期間が終わりまして、今は一般の方々からの意見の提出期間が10月29日から12月13日、この期間意見をいただく期間と。その期間に現在はいっていると、こういうことですよね。  そこで、縦覧期間、28日までに終わって、その間に11名の方が縦覧されたと。私は、非常に少ないなと思っているのですけれども、これはやはり説明不足というか、PR不足というか、そういう部分があったのではないかと私は思っているわけですけれども、この辺はどのように考えていますか。 ◎横山 環境保全課長 区報とそれからホームページで始まった時点でご案内させていただきました。また、移転対策委員のいらっしゃる出張所管内では、私どもからこうしたことをやっていますということを個別に行って町会長会議の中でご説明させていただきました。特に羽田地区は非常に関心が高く、いろいろなご意見をいただきまして、ここでの議論と同じようなご意見もいただきまして、私どもがご説明できる限りのことをご説明させていただいてきた中でございます。そのときの様子では、町会の中で代表の方が縦覧、これをごらんになって、町会で議論しようというご意見もあったということを申し添えておきます。 ◆飯田 委員 準備書では公告縦覧説明会と、説明会ということも入っていますね。この方法書には、公告縦覧でとまっていて、やはり私は公告縦覧説明会という、そういうふうにすべきではなかったのかなと思うわけですけれども、これはやはり説明会という言葉を入れることは法的には必要ないということになっているのですか。 ◎横山 環境保全課長 現在のアセス法の中では、方法書については説明という記載はございませんので、公告縦覧まででございます。 ◆飯田 委員 それから、次に懸念されるのは12月13日までに意見をいただくという、この意見がどれだけいただけるのかなと。住民の方の意見がやはり非常に重要な部分を占めるわけであって、この辺は非常に懸念するところですけれども、どのように予測されていますか。 ◆石田 まちづくり推進部長 今までのアセスは、方法書部分が従来はなかったものですから、いきなり環境影響評価のところから議論が始まりまして、これから工事をやるのに、こんな影響評価の結果ですよというものをぼんと出してきたものですから、ちょっと対応が難しかったのですけれども、今回からは方法書段階、事前の事前といいますか、これから影響評価をやるのに、こんな方法でやりますよと。対象範囲はこんなところですよというものが、今回示されたわけですね。  住民の方々にご説明するのはもちろん必要だと思いますけれども、一番方法書段階では技術的な中身をやはり理解しているところが、ある程度まとめ上げていかないと、大きな穴があくだろうと考えています。そういう意味では環境保全課に勢力的に頑張ってもらうと。当委員会のご意見もいただきながら、この委員会の中でも当局側のどんなところを、今、考えていますよというのを早急にまとめて、ご審議いただきながら、区長会等に結びつけていきたいと考えております。 ◆飯田 委員 2月末を目途に大田区長から意見書を東京都に、知事に出すと。それに当たって、当該部門では、この方法書に対して十二分に読み込んで、役所としての意見を作成するということなのでしょうけれども、それについては、我々は、いつごろ、そういったものを開示していただけるのかと、委員会に提出していただけるのかと、この辺はどうですか。 ◎横山 環境保全課長 まず、先ほどから申し上げておりますように、意見概要がいつこちらの方に送付されてくるかというのが一番大事でございますが、それとあわせまして、今、私どもの担当の中でこれ読み込んで、幾つかの問題点等を挙げてございます。次期に大まかな概要として、こういう意見を出したらいいかという項目等を出していきたいと考えてございますし、また、次々期のときには、それをまとめたものとしてご提出することができると考えてございます。 ◆飯田 委員 住民の方々のご意見と、それから役所の意見、これが両方相まってうまくリンクしていったときに、本区としてのきちんとした意見ができ上がっていくと思うのですね。そういう面でしっかりこれについては役所側も読み込んで意見をつくってもらうことともに、区民の方、一般の方からの意見が出てくるように、出てくるというか、いただけるように努力をしていくと。その努力というのは、どの辺でできますかね。 ◎横山 環境保全課長 さまざまな方々から意見が出てきていると思います。影響する範囲も非常に広くございますので、出てきた意見が必ずしも大田区民ということを判断するのは非常に難しい。そういう中で、私ども国土交通省の方にお願いをしまして、区内からの意見についてはわかるような印をつけていただきたいということを要望してございます。 ○神林 委員長 よろしいですか。  そのほかございますか。 ◆安藤 委員 環境影響評価項目の選定に当たっての理由の中に、267ページの道路交通騒音の資材及び機械の運搬に用いる車輌の運行に伴い騒音が発生するため環境影響評価項目として選定するということは書いてあるのですけれども、今までの沖合展開事業の中で、環八とあと荏原製作所の通りのところに、いわゆる工事車輌が待機して、そこで騒音と振動と、それからあと、運転する人たちが食べたごみ、そういうものが落ちていたような記憶がありまして、非常に生活と一般通行に影響があるということなので、できればモータープールを設置するとか、しないとか、そういうことの項目選定に当たって、入れていただけるか、そういうものが項目の中に、選定の中に入るのか、そこら辺のお考えはどうなっていますか。 ◎横山 環境保全課長 ちょっと今、想定していなかったご意見でございますが、そうしたようなものも区長意見の中に盛り込めたらというふうに考えてございます。 ○神林 委員長 よろしいですか。待機車の問題というのは、必ず出ますから、ぜひ、お願いします。  いかがですか、そのほか。 ◆渡部 委員 この書類の中で、直接環境評価とは関係しないかもしれませんけれども、今まで出た中に出ているかもしれませんが、羽田空港再拡張事業の目的から羽田空港再拡張事業の効果という点でございますが、当然、拡張することによって経済効果が大変大きいということがうたわれているわけでございます。ここには数字としては、羽田空港再拡張事業で全国経済的波及効果ということで、生産額増加が1兆9,000億円と、約2兆円近い生産増加が見込まれると。雇用も18万人と。その下に東京1都3県で1兆2,000億円と出ているのだよね。でも、大田区としてのあれが一つも出ていないというか。大田区は、このぐらいの経済効果があるのだという、そういう目途というか、計算はあるのでしょうか。 ◎佐々木 まちづくり課長 この数字は、ある意味ではマクロ的にとらえた数字でございまして、例えば大田区でどのぐらいの金額、あるいはウエートを占めるのかという数字は、多分ないだろうと思います。ただ、私どもも非常に関心のある部分でございますので、ちょっと調べてみたいなと考えております。 ◆渡部 委員 つまり環境問題、当然、大田区にかかわってくる問題ですから、大田区としてのメリットがなければならないし、こういった経済効果がなければ、あることが大変重要な問題ですから、そういった点もきちんと計算をして、こういった点をぜひ大田区にはほしいということも、ぜひ入れてほしいなということを要望しておきます。 ○神林 委員長 そのほかはございますか。 ◆野呂 委員 この紙ですけれども、文献調査地点というのと現地調査地点というのがありますけれども環境影響評価の項目の中に、もっとこういう地点も調査してほしいとかと、そういうことは区の方できちんと申し述べられることはできると思うのですけれども、今、ヒートアイランドと言いますと、むしろ海に近いところよりも、環七の例えば車が多いところ、大きな幹線道路を中心に上がっていくとか、そういった問題もあったり、それから、浮遊物質というのがいろいろ地域に拡散していくので、定点ただ1カ所とかだけではなくて広範にすることが今回、特に必要かと思うのですけれども、そういったことについては、どういうふうに考えていらっしゃいますか、お願いします。場所をもっと広げるとか。 ◎横山 環境保全課長 評価項目につきましては、私ども専門的な立場からもご意見いただいたような懸念も持ってございますので、調査地点を多くしていってほしいという話は盛り込んでいきたいと考えているところです。どこというところまではまだ選定してございませんが、先ほどの環八だとか環七のところも含めまして、それと、一般大気の調査地点もたしか書いてあったかと思いますが、そういう中で、もう少し充実した中身調査が必要だというような意見は盛り込んでいきたいと考えているところです。 ◆野呂 委員 今の意見を聞いて、とてもよかったと思いました。やはり1カ所とか2カ所とかだけではなくて、広範な地域というのをきちんと調査して、そのデータを正しくお伝えすることがとても必要ですし、例えば、京浜島とかはついているけれども、城南島の新しくできたところはどうなのだとか、そういった問題もありますし、ぜひ、その点も前向きによろしくお願いしたいと思います。 ○神林 委員長 それでは、この部分につきましては、市区長からの意見提出については、一応、先日の説明では2月末目途というようなお話を聞いております。そのときには事前に当委員会にもたたき台、素案的なものは出てくるわけですよね。その間、ぜひ、委員会でも随時いろいろご質問、あるいはご意見等がありましたら、遠慮なく、そのほかの部分の質疑の中でどしどし出していただければと思います。また、素案が出た時点で、また集中的に審議させていただくのかなと、こういうことになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。  その辺で委員会に合わせてというよりも、むしろ、できるだけ早い部分で議会に対しては情報をいただければと思いますので、お願いいたします。  それでは、ちょっと皆さんにお諮りしたい部分がございます。  これからの日程も含めてということになるのですが、当然、この新滑走路に関する環境アセス部分がこれから2月末ぐらいまでいろいろと出てくると思いますので、この部分が一つあろうかと思います。  それから、先日、皆様にもちょっとお話しさせていただきましたけれども、12月2日の日に、大変僭越でございますが、私の方で国土交通省の小澤大臣官房審議官にお会いしてまいりました。結局、その趣旨は何かということですが、空港部分で主体的に動かれている、当委員会でもそうなのですけれども、必ず理事者に答弁を求めると、それは国土交通省に聞いてみなければわからないという部分が大変多いかと思うのです。そういう意味では、じかに国土交通省皆さんと我々が意見交換するということは、非常に大切なことだと思っておりまして、その辺が実現できないのかというような部分で伺ってまいりました。  審議官の方からは、前向きな発言をいただきまして、ただ、日程的に、今ちょうど予算を積み上げている時期ですから、なかなか難しいと思うのですが、来年に入りましたら、その辺、具体的に事務局とも詰めながら、その日にちを設定したいと思っております。  その際、当然のことなのですけれども、やはり対国土交通省というお話になりますと、やはり大田区の区議会の中で意見が余りにもばらばらだったりしますと、これはどういうまとまりをしているのだということになってしまうと思いますので、当然、その前にはある程度意見統一できるような部分の勉強会もやらせていただければと思っております。  それから、3点目は、常に前々からお話しして、あるいは空港に関連する商工会の皆さんや自治会連合会の皆さんともお話をしてきたテーマでございますが、羽田空港に関する開発、括弧すると、「再開発事業・跡地利用・周辺地域」、こういうものについて、今後、大田区としてどういった行動をとるべきなのか。それから、国や東京都に対して何を要望していくべきなのかと。この辺の問題もまだなかなか委員会としても整理がついていない部分でございまして、所管部局についても、まだなかなか整理がついていない部分だと思います。  この辺の三つの部分ぐらいの課題を、やはりこれから集中的に当委員会として議論していくべきなのかなということを、今、感じております。意見があれば、また、委員の方からもご指摘いただきたいわけですが、その辺で、当然日程的なところは相手があることですから、必然的に日程的には不規則になるのかなという気はしておりますが、その点についても、ぜひ、ご理解を賜りたいと思います。できるだけ対応は理事会等で詰めまして、委員の皆様にお諮りするような形にさせていただきたいと、こんなふうに一応思っている次第でございます。  そのほか、調査事件について何かございますか。 ◆飯田 委員 第2ターミナルが供用開始になって何日もたっていませんけれども、トラブルとか、そういうのがなかったのかどうか。  また、利用者の反応等、そういったことを聞いていれば、ちょっとお知らせ願いたいと思います。
    佐々木 まちづくり課長 第2ターミナルにつきましては、12月1日から供用開始となったわけでございますが、中には知らないで、全日空に乗る方が第1ターミナルの方に行ってしまったとかというケースは聞いております。ただ、それもごくごくわずかで、それ以外のトラブルは特に聞いておりません。 ○神林 委員長 よろしいですか。  では、調査事件についてよろしいですか。 ◎佐々木 まちづくり課長 私、先ほど冒頭、国際線の施設使用料説明する中で一部着陸料という表現を使ってしまいました。正しくは施設使用料でございます。おわびして訂正をさせていただきます。 ◆都野 委員 質問というよりかは要望なのですけれども前回11月の頭にヘリコプターに関する測定をしていると伺いましたので、その結果がまとまりましたら、早めにお知らせをいただきたいと思います。要望です。 ○神林 委員長 その辺はどうなのですか。 ◎横山 環境保全課長 測定は既に終わってございます。今、それをまとめているところでございます。昨年の結果というものが出てございまして、それによりますと、一番高い建物から300メートル以上離れて飛んでいる割合というのが98%でございます。ただ、ヘリコプターは非常に高い音を出しますので、清水窪小学校なんかでも76デシベル程度の騒音になってございます。雪谷出張所では最大値で70デシベルの音が出ているという結果がございます。  1日当たりの本数としましては、5日間の合計で56機でございますから、1日1機か2機ということになります。ただ、事件等が起きますと、この飛んでいる飛行機のほとんどが警察とか、それと新聞社でございますので、時期的に非常に多くなるということは傾向として出てございます。 年内にはまとめたいと考えて進めているところです。ですから、次回にはご報告できると思っております。 ○神林 委員長 では、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。  そのほか、どうぞ。 ◆清水 委員 第2ターミナルにも関連するのですが、京浜急行の快速便が、要するに品川、京急蒲田、羽田と行くという快速便が非常に多くなっているのではないかという住民からの声がありまして、つまり踏切がなかなかあかなくて、大田体育館過ぎぐらいまでずっと渋滞しているというふうなことがあって、ここの委員会には関連はしないのかもしれませんけれども、快速便がどのぐらい、今、行っているのかというのがわかったら、次回でよろしいので、感覚的にふえたふえたと、踏切があかない、あかないと、空港線の踏切があかないという苦情がちょっと私どものところにも来ていますので、ぜひ、調べていただきたいというのがあるのですが。 ◎佐々木 まちづくり課長 調べて報告をさせていただきます。 ◆清水 委員 あとゴーアラウンドですか、すごい音が時々空港からするということで、きっとそのゴーアラウンドではないかと思うのですが、そういう飛行のデータは毎年この委員会に出るのですよね。 ◎佐々木 まちづくり課長 毎年出しております。多分、年末か年度末にまとめてお出しするような形になろうかと思います。 ○神林 委員長 そのほかございますか。 ◆藤原 委員 11月末の第2ターミナルの完成を祝った式典がありましたよね。多くの人が、何千人ぐらい集まったのか知りませんけれども、本当に相当な人が集まったのですけれども、私も話を聞いていて、地元の国会議員の話は理にかなっていますけれども、あとの方の話ですけれども、私はやはり地元の協力があって、滑走路が、滑走路というか、拡張ができているのですよね。だから、そういう面でのやはりあいさつ、ちょっと国のそういうえらい方は言っているのですけれども、やはりもっと地元に意識をして配慮して、やはり安全面がまず第一であって、それから、騒音やそういうもので迷惑をかけていると、そういうことも含めてきちんとあるべきだというふうに私は、これは持論ですけれども、あるのですよ。だから、本当にそういうものを抜きにして、とにかくできて、よかったよかったという、そういうお祝いだっただけのことと。  それから、もう1点は、やはりその席上に区長もきちんとあいさつをさせるというようなことを、前段ではなくて、本式のところにはやはり大田区長があいさつぐらいされるという、これはもう終わっていることだからあれですけれども、そのぐらいの配慮があって私はしかるべきだと。いや、正式のあれにはしていないですよ。最初段階ではやったのですけれども。だから、やはりそれでは今後、多分、我々、第四滑走路はあまり歓迎しませんけれども、しかし、そういうときであっても、それはきちんと今後も、区長や議長だって紹介がないのだから、そういうことはやはりすべきだと、私は地元エゴではないけれども、ちょっと感じたので、こういう席ではないと、なかなか話せませんので、皆さんはどう思ったかわかりませんけれども、私はやはりそういうことはやるべきだし、なぜ、あれだけ大きく拡張できたかという歴史があるわけだよね。ちょっとそういうことを感じたので、この場で私の気持ち述べたわけです。 ○神林 委員長 それこそ今度の国土交通省と懇談ができましたら、そういう話をどんどん言ってください。  そのほか。 ◆湯本 委員 多少、藤原委員と言っていることはかぶるのだと思うのですけれども、いろいろターミナルができて、テレビにたくさん出ていると思うのですね。だけど、大田区と羽田空港というのが、もうちょっとうまく両方セットでPRできないのかなという気がするのですよね。別の大田区の名前を売ったってしようがないじゃないと思うかもしれないけれども大田区の羽田空港というのを、もっと強く印象づけることが、私からすると、役人サイドに対して、国土交通省なり東京都なりに対して、大田区のというのをつけることで、やはり大分印象というのは変わってくると思うのです。成田というのはそうでしたよね。成田は成田市と同じだから、イメージが一致するのだと思うのですけれども羽田空港と聞いて、あれは大田区だったのだという声を意外と聞くのですよ。それをもっと私は、大田区の羽田空港というものをアピールすることによって、例えば左旋回だとか騒音だとか、そういうものもあるし、もしくは空港を抱えているすばらしい交通の面のいい大田区という両面がアピールできると思うのです。その辺のもうちょっと工夫というのはできないものですかね。これはふと思ったのですけれども。 ◆石田 まちづくり推進部長 非常に重要なポイントだろうと思います。国際化するということで、これから羽田がまた2009年以降も話題になってくると思いますので、関係機関、広報等もありますから、広報なりに努力はしているようですけれども、我々の方からも、こういう意見があったということと、さまざまなアイデア、またチャンスを使いながら、羽田空港大田区の空港として宣伝していきたいと。  きのうもテレビを見ていましたら、大田クルーというところがラップのグループが出ておりまして、あれは最初にビデオのところに、最初部分区長がビデオに出ているのも、私は見ましたけれども、そういう若者のチャンネル、またはそれだけではなくて、羽田空港の非常に重要な拠点ですので、観光政策も含めて羽田空港のPR、大田としての羽田空港のPRに取り組んでいきたいと思います。 ◆湯本 委員 大田クルーというグループに区長が出ているというのは、知っている人から見れば、結構話題になっているのだなというのは、私、今、実感で持っています。いや、くだらないことのように見えるかもしれないけれども、でも、ああいうことというのは、やはり私はすごく意味があるなと思うのですよね。区長も出ていただいた、好んで出たのか、好まないけれども出たのか、それはよくわからないですけれども、でも、あれは結果的に私は意味があると思っていますし、どの企業でもイメージを定着させるのに、京急もそうですよね、「羽田には京急で」としつこいぐらい出していますよね。あれと同じことだと思うので、大田区の羽田空港というのをもっと強烈にアピールできるような格好をつくっていってもらえると。これは要望です。お願いします。 ○神林 委員長 それもぜひ、今度国土交通省と懇談のときにお話ししてください。  そのほかよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 それでは、調査事件を一括して継続といたします。  それから、審査事件についても、今、急に動く問題でもないので、一括して継続といたしたいと思いますが、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、皆様にお諮りいたします。本定例会最終日、議長あてに継続審査要求書及び継続調査要求書を提出することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○神林 委員長 異議なしと認めそのようにさせていただきます。  次回の日程についてでございますが、次回の委員会は1月18日10時からといたします。  国土交通省との懇談につきましては、決定次第、委員の皆様にご通知申し上げますので、一つその辺はよろしくお願いいたします。  それでは、以上で羽田空港対策特別委員会を閉会といたします。                  午前11時03分閉会...